注意しておきたいDM印刷におけるポイント

インターネットが普及した現在では、電子メールによるコミュニケーションが主流となっています。しかし、広告宣伝の分野では従来の郵便制度を使ったツールも根強い需要があります。それがDMすなわちダイレクトメールです。直接手に取って見てもらえる、ノベルティグッズを同封することで興味を持ってもらえる、など郵送物ならではのメリットがあります。判型やデザインの自由度が高いというのも大きな特徴です。ただ、自由度が高い分、やみくもに作っただけでは有効なツールにならないこともあります。そのため、制作するに当たっては伝えたい内容がきちんと伝わり、期待した効果が十分に上がるよう、体裁面やコスト面などいくつかのポイントに注意して十分な検討を行うことが大切です。

内容が伝わりやすいサイズやデザインを考える

DMを制作する際に重要なポイントとなるのが、内容や訴求対象に合わせた体裁を選ぶことです。紙の印刷物は、電子メールなどのデジタルデータと異なり固有のサイズを持っています。また、受信者の方で画像や文字のサイズを自由に拡大したり縮小したりするというわけにはいきません。そのため、メッセージが効果的に伝わるような体裁を工夫する必要があります。具体的にはまず、情報量に見合った媒体を選びます。伝えるべき情報が少なければハガキで十分ですが、詳細なデータや大量の画像を掲載したい時は冊子形式が適しています。ただ、あまり大部になるとページを繰る意欲が失せてしまう可能性もあるので注意が必要です。さらに、レイアウトやデザインを決める際は、たとえば高齢者がターゲットであれば文字を大きくする、子供向けにはキャラクターのイラストなどを添えて興味を惹きつける、といった具合に情報が伝わりやすくなるような配慮を行います。

製作費や郵送料に対するコスト意識を持つ

DM印刷に係るもう1つのポイントは、費用対効果をしっかりと考えるということです。基本的には固定通信費のみでコストがまかなえる電子メールと異なり、DMには用紙代や印刷代などの製作費が必要となります。フルカラーの美麗なデザインのパンフレットなどは視認性を高めるのに大変効果的ですが、その分費用もかさみます。予想される宣伝効果から逆算して予算を組み、その範囲内で実現可能な配布物を作成するようにします。また、製作費に加えて郵送料も必要です。一般に郵送料は重量に応じて代金が増える仕組みになっているため、ここでも中身とコストのバランスを考える必要があります。最も安いのは普通ハガキですが、最近は用紙を2つ折り・3つ折りにして通常よりもたくさんの情報をハガキ料金で送れる圧着ハガキのような便利な媒体も普及しています。内容に見合った、さまざまな郵送手段を検討することが大切です。